ヨコハマデザインの評判は?八王子デザイン系列の少数精鋭を検証【2026年】

ヨコハマデザインについて、公式サイトの全ページ、国税庁の法人番号の記録、gBizINFO、求人媒体、口コミ媒体を確認しました。調べて分かったことを、先に3つだけお伝えします。

どんな会社?
横浜市の中小企業向けのホームページ制作です。グループ会社として八王子デザインが記載され、八王子デザイン側は自ら業態を「SOHO」と明記しています。

気をつける点は?
会社概要に載っている住所の法人は、2023年4月4日に登記記録が閉鎖されています。会社名と住所がサイト内で食い違っており、契約相手を特定できません。

評価できる点は?
料金を金額で公開(30万円〜120万円〜)。制作実績25件はクライアント実名とサイトURL付きで、第三者が検証できます。

目次

ヨコハマデザインが向いている人・合わない人

発注側として向いています

  • 予算30万円前後で小規模サイトが欲しい方
  • 月額込みの総額で比較したい方
  • 実績を自分で見て確かめたい方

発注側として要検討

  • 契約先の法人を明確にしたい方
  • 社内稟議で会社情報が必要な方
  • 継続的な保守を長期で任せたい方

発注の前に確かめたい3つのこと

  1. 契約書に記載される事業者名・所在地・法人番号
  2. 料金が税込か税別か、月額の最低契約期間
  3. 制作を担当する体制の人数と、連絡窓口

そのまま使える質問の文例は、記事の後半にまとめています。

ヨコハマデザインの総合評価

公式サイトの全ページ、国税庁の法人番号の記録、求人媒体、口コミ媒体をもとに、5つの観点で評価しました。

評価項目スコア編集部の補足
料金の透明性★★★★☆初期30万円〜・月額1万円〜を金額で公開。月額に保守・サポートを含む内訳も明示。ただし税込・税別の表記がありません
実績の検証可能性★★★★☆25件すべてクライアント実名、事例ページにクライアントのサイトURLあり。匿名実績を並べる業者より確かめやすいです。ただし成果の数値と掲載日がありません
会社情報の明確さ★☆☆☆☆法人番号・設立年・代表者フルネーム・従業員数の記載がすべてなし。特定商取引法に基づく表記のページも見当たりません
情報の新しさ★☆☆☆☆「※2021年現在もGoogle Map上にて検索結果1位表示」を現在も掲載。実績の最新は2021年前後、お知らせは2021年8月以降ほぼ停止
訴求の裏づけ★★☆☆☆「年間100以上の制作実績」に算出根拠なし。公開実績は25件。ただし数値を1つしか出しておらず、誇張の量自体は少ないです
総合評価★★☆☆☆ 2.4社員口コミ・求人票はいずれの媒体でも発見できませんでした/2026年10月22日確認

小規模な制作会社であること自体は欠点ではありません。料金を金額で出し、実績をURL付きで公開している点は、同業の中では確かめやすい側です。問題はその情報がいつのものか、そして誰が提供しているのかが分からないことです。

編集部総評

ヨコハマデザインは横浜市の中小企業向けにホームページ制作を行う事業者です。公式サイトは yokohama-design.jp、電話番号は045-315-4958。グループ会社として八王子デザイン(hachioji-web.net)が記載されています。

まず、この記事でいちばんお伝えしたい点から書きます。公式サイトの会社概要に記載されている住所の法人は、登記記録が閉鎖されています。

会社概要ページの所在地は「神奈川県横浜市西区北幸1丁目11-1」です。この住所(水信ビル7階)で登記されていた株式会社横浜デザイン(法人番号5020001119618)は、国税庁の法人番号の記録で2023年4月4日に「清算の結了等」を事由として登記記録が閉鎖されています。

一方、プライバシーポリシーのページにだけ「株式会社横浜デザイン」という法人名と、別の住所「横浜市神奈川区台町15-8 久世ビル2F」が記載されています。こちらの住所には同じ商号の別法人(法人番号1020001102791)が現在も登記されています。同じサイトの中で、会社名の表記と住所が2つに分かれている状態です。

ここで誤解のないように書いておきます。これは「この会社が存在しない」という話ではありません。清算の結了は破産ではなく、通常の会社のたたみ方も含みます。また会社概要には代表者として「小貫(八王子デザイン)」と記載されており、現在はグループ会社として挙げられている八王子デザインが運営している可能性があります。ただし、それがサイト上で説明されていません。

問題は発注する側が「誰と契約することになるのか」を公式サイトから特定できないことです。サイト上に法人番号・設立年・代表者のフルネーム・従業員数の記載がすべてなく、特定商取引法に基づく表記のページもありません。見積もりを取る段階で、契約書に記載される事業者名と所在地を必ず確認してください。

もう1つ気になったのは、サイトの情報が2021年前後で止まっていることです。トップページには「※2021年現在もGoogle Map上にて検索結果1位表示」という文言が、2026年の今も掲載されています。制作実績25件の最新の事例ページに使われている画像のファイル名には2021年2月の日付が含まれ、お知らせの投稿は2021年8月以降ほぼ止まっています(2024年9月と2025年1月に各1件)。2021年の消費税総額表示義務化に対応するサービスページも、そのまま残っています。

訴求数値についても確認しました。トップページの見出しは「年間100以上の中小企業ホームページ制作実績」です。しかし算出根拠・対象期間・数え方の記載はなく、公開されている実績は25件。実績の追加を知らせるお知らせは2016年のものでした。年間100件という水準を裏づける情報は見つかりませんでした。

一方で、評価できる点が2つあります。1つは料金を金額で公開していること。コーポレートサイト5ページで初期30万円から・月額1万円、12ページで初期50万円から・月額3万円、28ページの中規模サイトで初期120万円から・月額10万円と、月額に何が含まれるかまで書かれています。もう1つは制作実績25件がすべてクライアント実名で、個別の事例ページにクライアントのサイトURLまで掲載されていること。匿名の実績を並べる業者よりは、第三者が確かめやすい形です。

なお社員口コミは主要媒体で発見できず、求人票も見つかりませんでした。グループ会社の八王子デザインは、プロフィールページで自ら業態を「SOHO」と記載しています。少人数の体制であることは、両サイトの記載から読み取れます。

既存の記事に掲載していた口コミ3件は、出典を確認できなかったため本記事では削除しました。また設立年「2013年」も公式サイトには記載がなく、本記事では訂正しています。

【最重要】会社概要の住所の法人は登記記録が閉鎖されています

同じ商号の法人が2つあります

国税庁の法人番号の記録で確認した内容を整理します。

項目法人A法人B
商号株式会社横浜デザイン株式会社横浜デザイン(閉鎖)
法人番号10200011027915020001119618
所在地神奈川県横浜市神奈川区台町15番地8神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番地1号 水信ビル7階
法人番号指定年月日2015年10月5日2017年1月24日
登記記録の閉鎖なし(現存)2023年4月4日/事由「清算の結了等」
公式サイト上の記載箇所プライバシーポリシーの住所と一致会社概要の住所と一致

公式サイトの会社概要が掲げている住所は、2023年4月4日に登記記録が閉鎖された法人の登記住所です。

なお2015年10月5日という法人番号の指定日は、制度開始時に既存の法人へ一括で指定された日付です。したがって法人Aは2015年10月より前から存在していたことになります。ただし国税庁は設立年月日を公表しておらず、両法人の設立年は確認できませんでした。

出典:国税庁 法人番号公表サイト(法人A 変更履歴)・国税庁 法人番号公表サイト(法人B 変更履歴)・gBizINFO(法人A)・gBizINFO(法人B)・企業情報データベース(法人B)

公式サイト内で会社名と住所が食い違っています

ページ記載されている事業者名記載されている住所
トップページ・フッター「ヨコハマデザイン」のみ。法人格の表記なし記載なし
会社概要「ヨコハマデザイン」。代表者は「小貫(八王子デザイン)」〒220-0004 横浜市西区北幸1丁目11-1 =閉鎖された法人Bの登記住所
プライバシーポリシー「株式会社横浜デザイン」〒221-0834 横浜市神奈川区台町15-8 久世ビル2F =現存する法人Aの登記住所
特定商取引法に基づく表記該当ページが見当たりません—

法人名が書かれているのはプライバシーポリシーの1ページだけです。会社概要には法人格の表記がありません。

法人番号・設立年・代表者のフルネーム・従業員数は、サイト上のどこにも記載がありませんでした。会社概要の代表者欄は「小貫」という姓のみで、八王子デザインの代表としての記載です。

つまり公式サイトだけでは、契約の相手方がどの事業者になるのかを特定できません。見積もりを依頼する段階で、契約書に記載される事業者名・所在地・法人番号を確認してください。

出典:公式サイト(会社概要)・公式サイト(プライバシーポリシー)・公式サイト(トップページ)

代表者名が媒体によって3通りに分かれています

記載されている氏名出典備考
小貫(姓のみ)公式サイトの会社概要八王子デザインの代表としての記載。フルネームの記載なし
山田 尚史制作会社の比較サイト2社公式サイトでは確認できませんでした
谷口 高介制作会社の比較サイト1社公式サイトでは確認できませんでした

比較サイトは送客で収益を得るメディアで、情報の更新時期も明記されていません。古い登記情報が残っている可能性があります。本記事では、公式サイトに記載のない氏名を同社の代表者として扱っていません。

同じ比較サイトでは設立年も「2013年10月」「2017年1月24日」と食い違っており、所在地も公式・登記のいずれとも一致しない住所を掲載しているものがありました。

出典:比較サイト(代表者 山田尚史と記載)・比較サイト(代表者 谷口高介と記載)

【検証】サイトの情報が2021年前後で止まっています

確認した箇所記載内容判定
トップページ「※2021年現在もGoogle Map上にて検索結果1位表示」5年前の表示を現在も掲載。検索キーワード・地域・確認方法の記載なし
制作実績(最新事例)画像のファイル名に2021年2月の日付最新の実績が2021年前後
お知らせ2017〜2021年8月に集中。以降は2024年9月と2025年1月に各1件2021年8月以降ほぼ停止
実績追加のお知らせ2016年のものが最後10年前
サービスページ2021年の消費税総額表示義務化への対応サービス現在も掲載されたまま
顧客の声のページ比較サイトからリンクされているが、トップページが表示されるリンク切れ

「Googleマップで1位」と訴求している一方で、同社のGoogleビジネスプロフィールを発見できませんでした。電話番号での検索でも特定できず、Googleマップの口コミ件数・評点は取得できませんでした。

お知らせの内容からは、2018年ごろには複数名の体制だったことが読み取れます(「社員旅行のお知らせ」「社内勉強会」「社内研修」の投稿があります)。その後2021年8月以降に更新が止まり、2023年4月に法人の登記記録が閉鎖されているという時系列です。

出典:公式サイト(トップページ)・公式サイト(お知らせ)・公式サイト(制作実績・事例ページ)・公式サイト(税込表示修正サービス)

【検証】「年間100以上の制作実績」を調べました

トップページの見出しに次の記載があります。

年間100以上の中小企業ホームページ制作実績

公式サイト トップページ

メタ説明文には「年間100社以上の制作実績から導き出される経験と知識を軸に」と記載されています。

確認項目結果
算出根拠の記載なし
対象期間の記載なし
件数の数え方(社数か件数か)なし
公開されている制作実績の実数25件(ページ送りなし、総件数の表示なし)
実績追加のお知らせ2016年のものが最後
最新の事例ページの時期画像ファイル名から2021年2月前後

年間100件という水準を裏づける情報は、公開されている範囲では見つかりませんでした。

ただし公平に書いておきます。この会社が出している訴求数値はこの1つだけです。「累計○○社」「実績○○件」といった数字を複数並べる業者と比べると、誇張の量自体は少ないといえます。

出典:公式サイト(トップページ)・公式サイト(制作実績)・公式サイト(お知らせ)

【評価できる点】料金を金額で公開しています

お見積り例のページに、初期費用と月額費用が金額で掲載されています。

項目例1 コーポレート5P例2 コーポレート12P例3 中規模28P
初期費用30万円〜50万円〜120万円〜
月額費用1万円3万円10万円
月額に含むもの保守・サポート保守・サポート保守・サポート・更新・SEO施策
制作期間2週間〜約1か月〜約3か月〜
デザインなし(テンプレート利用)ありあり
写真・動画撮影なしなしあり
更新システムなし事例登録/新着情報事例登録/新着情報
サイト内の文章お客様でご用意お客様の文章+同社でライティングお客様の文章+同社でライティング

このほか単品の価格として、トップページ高速化6万円から、下層ページ最適化1ページ1万円から、EFOチェック3万円から、UI/UXチェック6万円からが掲載されています。

月額に何が含まれるかまで書かれている点は評価できます。制作費と保守費を分けて比較できるため、他社と並べて検討しやすくなります。

ただし2点、確認が必要です

① 税込か税別かの表記がありません。30万円が税込なのか税別なのかで、実際の支払額は3万円変わります。同社は2021年の消費税総額表示義務化に対応する修正サービスを商品として掲載している一方で、自社の料金表記に税の区分がありません。

② 月額費用の最低契約期間の記載がありません。月額1万円が何か月の契約なのか、途中解約の扱いがどうなるのかは書かれていません。制作費30万円と月額1万円を合わせると、3年で66万円になります。総額で比較してください。

なお独立した料金ページはなく、トップページからは自動見積もりフォームへ誘導される構成です。自動見積もりのページ自体には金額が掲載されていません。

出典:公式サイト(お見積り例)・公式サイト(分析・調査サービス)・公式サイト(自動概算お見積り)・公式サイト(税込表示修正サービス)

制作実績は第三者が検証できる形です

ここも評価したい点です。公開されている制作実績25件は、すべてクライアント名が実名で記載され、個別の事例ページにはクライアントのサイトURLまで掲載されています。

掲載されているクライアントには、横浜萬国特許事務所、陳家私菜、青二塾、株式会社ルーク、株式会社太陽、梅田歯科、美容皮膚科タカミクリニック、株式会社スマートバリュー、株式会社OMA、加藤組鉄工所などが並びます。業種は特許事務所、飲食、医療、歯科、製造、リフォーム、美容室、ECと幅があります。

匿名の実績を並べる業者よりは、発注前に自分で確かめやすい形です。実際にそのサイトを見て、作りや更新状況を判断できます。

一方で成果の数値(アクセス数や問い合わせ件数の増減)は1件も記載がありません。各事例ページに記載されているのは「制作期間 1ヶ月程度」といった情報までです。また掲載日の表示がないため、いつの案件かが分かりません。

出典:公式サイト(制作実績)・公式サイト(事例ページの例)

ヨコハマデザインとはどんな会社?

公式サイトに記載されている基本情報

項目内容
名称ヨコハマデザイン/横浜デザイン ※法人格の表記はトップページ・会社概要・フッターにありません
法人名株式会社横浜デザイン ※プライバシーポリシーのページにのみ記載
法人番号サイト上に記載なし
所在地(会社概要)〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11-1 =2023年4月4日に登記記録が閉鎖された法人の登記住所
所在地(プライバシーポリシー)〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町15-8 久世ビル2F =現存する同名法人の登記住所
電話番号045-315-4958(FAXも同番号)
メールinfo@yokohama-design.jp
営業時間午前11:00〜午後20:00
代表者「小貫(八王子デザイン)」 フルネームの記載なし
設立サイト上に記載なし
資本金・従業員数いずれも記載なし
事業内容ホームページの企画・制作/Webサービスの企画・開発/広告・販促の企画・デザイン制作/プロダクトデザイン/デジタルマーケティング・クリエイティブ全般
グループ会社八王子デザイン(業態を「SOHO」と自ら記載)
対応エリア明示的な記載なし。「横浜市の中小企業向け」「オンラインでのお打ち合わせも可能です」という表現のみ
上場区分非上場(EDINET・JPXの上場会社情報に該当を発見できませんでした)
公式サイトyokohama-design.jp

会社概要に沿革・許認可・取引銀行の記載はありません。スタッフ紹介ページも存在しませんでした。

グループ会社「八王子デザイン」について

項目内容
名称八王子デザイン 法人格の表記なし
業態「SOHO」と自ら記載
所在地〒192-0084 東京都八王子市三崎町4-11 トーネンビル5F-A
電話番号042-673-7556
代表者「小貫」 フルネームの記載なし
設立・従業員数いずれも記載なし。「少人数で最後まで責任をもって対応する」という表現のみ
料金ミニマム25万円〜(PCのみ)/スタンダード45万円〜(5ページ程度)/フル60万円〜(10ページ程度・フルCMS)/LP10万円〜
対応エリア八王子市を中心に多摩地域・相模原市・所沢市など20市を列挙。他地域も相談可
ヨコハマデザインへの言及八王子デザイン側のサイトには記載が見当たりません

ヨコハマデザイン側は八王子デザインをグループ会社として記載していますが、八王子デザイン側にはヨコハマデザインへの言及が見当たりませんでした。関係の記載が片方向です。

また八王子デザインの料金ページは、本文の金額(ミニマム25万円〜)とページの説明文の金額(ミニマム20万円〜)が食い違っています。

「SOHO」という自己申告は、むしろ誠実な記載です。少人数であることを隠していません。小規模であること自体は欠点ではありません。発注側が確認すべきなのは、その規模で自社の案件を回せるかどうかです。

出典:八王子デザイン(プロフィール)・八王子デザイン(料金プラン)・八王子デザイン(トップページ)・公式サイト(会社概要)

【注意】名前が似た別の組織があります

組織名所在地判定
横浜デザイン学院〒220-0051 横浜市西区中央1-33-61948年開校の専門学校。完全な別組織
株式会社横浜デザインプロダクション—別法人(法人番号4020001103234)
株式会社横浜デザイン(法人番号1020001102791)横浜市神奈川区台町15番地8プライバシーポリシーの住所と一致。現存
株式会社横浜デザイン(法人番号5020001119618)横浜市西区北幸1-11-1 水信ビル7階会社概要の住所と一致。2023年4月4日に登記記録が閉鎖

「横浜デザイン」で検索すると、1948年開校の専門学校「横浜デザイン学院」が同じ横浜市西区に所在するため、混同しやすい状態です。検索する際は所在地と法人番号で区別してください。

出典:横浜デザイン学院(進学情報サイト)・gBizINFO(法人A)・gBizINFO(法人B)

口コミデータの全体像

社員口コミは発見できませんでした

口コミサイト結果
OpenWork企業ページを発見できませんでした
エン カイシャの評判同上
転職会議同上
就活会議同上
Indeed同上
Yahoo!しごとカタログ・ライトハウス同上

「ヨコハマデザイン」「株式会社横浜デザイン」「八王子デザイン」のいずれでも企業ページが見つかりませんでした。なお各媒体のサイト内検索には直接アクセスできておらず、「0件と確認した」のではなく「公開されている検索では発見できなかった」という結果です。

したがって給与体系、残業、休日、評価制度、離職率については情報源が存在しません。本記事では推測で書くことをしていません。

求人票も見つかりませんでした

doda・マイナビ転職・リクナビ・エン転職・Indeed・Green・Wantedly・求人ボックスを照会しましたが、両社の現役の求人票を発見できませんでした。

専用の採用ページも存在しません。提携・業務委託の問い合わせフォームに「採用について」という選択肢があるのみで、募集職種・給与・条件・応募資格の記載は一切ありません。

同じフォームで業務委託と提携・パートナーシップも募集しています。会社概要の「少数精鋭のチームを案件ごとに立ち上げる」という記載と合わせると、案件ごとに外部の協力者を編成する体制の可能性があります。ただしサイト上で明言されていないため、体制の人数は確認できませんでした。

出典:公式サイト(提携・業務委託・採用の問い合わせ)・公式サイト(ヨコハマデザインについて)

顧客側の評判も確認できませんでした

公式サイトに顧客の声・推薦文・評点は一切ありません。比較サイトからリンクされている顧客の声のページはリンク切れで、トップページが表示されます。

Googleマップの口コミ件数・評点は取得できませんでした。電話番号での検索でもGoogleビジネスプロフィールを特定できませんでした。「Googleマップで1位」と訴求している一方で、現在のビジネスプロフィールが確認できない状態です。

顧客側のレビュー記事・体験談も発見できませんでした。制作会社の比較サイトには複数掲載がありますが、いずれも送客で収益を得るメディアで、掲載情報は公式サイトからの転載または編集部による編集と明記されています。うち1社は事業内容の文章をAIが生成していると注記していました。

行政処分・訴訟について

照会先結果
消費者庁 措置命令・行政処分の公表公開情報の検索では確認できませんでした
神奈川県・横浜市の公表資料同上
東京都・八王子市の公表資料同上
厚生労働省・神奈川労働局 労働基準関係法令違反の公表事案同上
東京労働局 同上照会できませんでした
官報(決算公告・破産・特別清算)照会できませんでした(有料・要認証)
報道された訴訟・労働紛争発見できませんでした
EDINET提出書類なし(非上場)

いずれも「該当なし」と断定できる確認ではありません。各機関の公表一覧に直接アクセスできておらず、検索による不検出です。

なお法人B(5020001119618)の2023年4月4日の「清算の結了等」は、国税庁の法人番号の記録から確認できる事実です。ただしこの事由は通常清算を含む包括的なもので、破産を意味するものではありません。官報の掲載記事自体は照会できませんでした。

小規模な事業者は、そもそも行政処分の公表対象に入りにくいため、該当が見つからないことを積極的な評価材料にはできません。

編集部コメント

ヨコハマデザインについて整理したことは3つです。

1つめが契約相手を特定できないことです。公式サイトの会社概要に記載された住所(横浜市西区北幸1-11-1)で登記されていた法人は、2023年4月4日に「清算の結了等」を事由として登記記録が閉鎖されています。法人名が書かれているのはプライバシーポリシーの1ページだけで、そこに記載された住所(神奈川区台町15-8)には同じ商号の別法人が現在も登記されています。法人番号・設立年・代表者フルネーム・従業員数の記載はサイト上にひとつもなく、特定商取引法に基づく表記のページもありません。これは「存在しない会社」という話ではなく、「誰と契約するのかが分からない」という話です。見積もりの段階で契約書の事業者名を必ず確認してください。

2つめがサイトの情報が2021年前後で止まっていることです。トップページには「※2021年現在もGoogle Map上にて検索結果1位表示」という文言が2026年の今も載っています。制作実績の最新は2021年前後、お知らせは2021年8月以降ほぼ停止、実績追加のお知らせは2016年が最後、2021年の消費税総額表示義務化への対応サービスもそのまま。「年間100以上の制作実績」にも算出根拠がなく、公開実績は25件でした。

3つめが評価できる点です。料金を金額で公開しています。初期30万円から・月額1万円、50万円から・月額3万円、120万円から・月額10万円で、月額に保守・サポート・更新・SEOのどれが含まれるかまで書かれています。そして制作実績25件はすべてクライアント実名で、事例ページにクライアントのサイトURLまで掲載されています。匿名の実績を並べる業者より、発注前に自分で確かめやすい形です。訴求数値も「年間100以上」の1つだけで、数字を並べて誇張してはいません。

料金の確認点は2つあります。税込か税別かの表記がありません。そして月額費用の最低契約期間と途中解約の扱いが書かれていません。初期30万円と月額1万円なら3年で66万円になるので、総額と解約条件を確認したうえで他社と比べてください。

体制については、グループ会社の八王子デザインが自ら業態を「SOHO」と記載しています。会社概要には「少数精鋭のチームを案件ごとに立ち上げる」とあり、提携・業務委託の募集フォームも用意されています。案件ごとに外部の協力者を編成する体制の可能性がありますが、明言はされていません。小規模であること自体は欠点ではありません。確認すべきなのは、担当者が不在になったときに保守がどうなるかです。

社員口コミは主要媒体で企業ページを発見できず、求人票も見つかりませんでした。Googleマップの口コミも取得できませんでした。顧客側の評判を確かめる手段がないため、判断材料は料金表と実績25件、そしてそのクライアントのサイトを自分で見ることになります。

なお「横浜デザイン」で検索すると1948年開校の専門学校「横浜デザイン学院」が同じ横浜市西区にあり、混同しやすいです。「株式会社横浜デザインプロダクション」という別法人もあります。

既存の記事に掲載していた口コミ3件は出典を確認できなかったため削除し、設立年「2013年」も公式サイトに記載がないため本記事では訂正しました。

発注を検討している方のための質問リスト

確認したい事実そのまま使える質問例
サイト内で会社名と住所が食い違う「契約書に記載される事業者名と所在地を教えてください」
サイト上に法人番号の記載がない「法人番号を教えていただけますか」
代表者のフルネームが非公開「代表者のお名前と、当社の担当者を教えてください」
会社概要の住所の法人が登記閉鎖「請求書の発行元はどちらの事業者になりますか」
料金に税込・税別の表記がない「30万円は税込ですか、税別ですか」
月額の契約期間が非公開「月額費用の最低契約期間と、途中解約の条件を教えてください」
月額に含まれる作業範囲「月額1万円で対応いただける更新作業の範囲を教えてください」
例1はテンプレート利用「オリジナルデザインにする場合の追加費用を教えてください」
実績に成果の数値がない「直近1年の案件で、公開できる成果の数値はありますか」
実績に掲載日がない「直近で納品された案件を3件教えてください」
体制の人数が非公開「制作と保守を担当されるのは何名ですか。ご不在時はどうなりますか」
「Googleマップ1位」の根拠「どのキーワードと地域での順位か教えてください」

よくある質問

ヨコハマデザインは法人ですか?

公式サイトのトップページ・会社概要・フッターには「株式会社」などの法人格の表記がありません。表記は「ヨコハマデザイン」「横浜デザイン」のみです。一方でプライバシーポリシーのページにだけ「株式会社横浜デザイン」という法人名が記載されています。法人番号・設立年・代表者のフルネーム・従業員数はサイト上のどこにも記載がなく、特定商取引法に基づく表記のページも見当たりませんでした。つまり公式サイトだけでは、契約の相手方がどの事業者になるのかを特定できません。

公式サイトの住所の会社が清算されているとはどういうことですか?

会社概要ページに記載された所在地は「神奈川県横浜市西区北幸1丁目11-1」です。この住所(水信ビル7階)で登記されていた「株式会社横浜デザイン」(法人番号5020001119618)は、国税庁の記録では2023年4月4日に「清算の結了等」を事由として登記記録が閉鎖されています。一方、プライバシーポリシーに記載された住所「横浜市神奈川区台町15-8」には、同じ商号の別法人「株式会社横浜デザイン」(法人番号1020001102791)が現在も登記されています。サイト内で住所が2つに分かれており、会社概要側は閉鎖された法人の登記住所と一致します。なお「清算の結了等」は通常清算を含む包括的な事由で、破産を意味するものではありません。

料金はいくらですか?

お見積り例のページに金額が公開されています。コーポレートサイト5ページが初期費用30万円から・月額1万円(保守・サポート付、デザインはテンプレート利用)、コーポレートサイト12ページ+更新システムが初期費用50万円から・月額3万円、中規模サイト28ページ+更新システムが初期費用120万円から・月額10万円(保守・サポート・更新・SEO施策付)です。ただし税込か税別かの表記がありません。別途、トップページ高速化6万円から、下層ページ最適化1ページ1万円から、EFOチェック3万円から、UI/UXチェック6万円からという単品価格も掲載されています。

「年間100以上の制作実績」は確認できますか?

確認できませんでした。トップページの見出しに「年間100以上の中小企業ホームページ制作実績」とあり、メタ説明文には「年間100社以上の制作実績」と記載されています。ただし算出根拠・対象期間・数え方の記載はありません。公開されている制作実績は25件で、ページ送りもありません。実績の追加を知らせるお知らせは2016年のもので、最新の事例ページに使われている画像のファイル名には2021年2月の日付が含まれていました。公開されている情報からは、年間100件という水準を裏づけることができませんでした。

制作実績は信頼できますか?

検証可能性という点では評価できます。公開されている25件はクライアント名が実名で記載され、個別の事例ページにはクライアントのサイトURLまで掲載されています。匿名の実績を並べる業者よりは、第三者が確かめやすい形です。一方で成果の数値(アクセス数や問い合わせ件数の増減)は1件も記載がなく、各事例に掲載日の表示もありません。

横浜デザイン学院とは関係ありますか?

関係ありません。横浜デザイン学院は1948年開校の専門学校で、所在地は横浜市西区中央1-33-6です。本記事で扱っているWeb制作会社とは別の組織です。このほか「株式会社横浜デザインプロダクション」(法人番号4020001103234)という別法人も存在します。検索する際は所在地と法人番号で区別してください。

まとめ|ヨコハマデザインの評判・総評

ヨコハマデザインは横浜市の中小企業向けにホームページ制作を行う事業者です。公式サイトは yokohama-design.jp、電話番号は045-315-4958、グループ会社として八王子デザイン(東京都八王子市・業態を「SOHO」と自ら記載)が挙げられています。

この記事でいちばんお伝えしたいのは、契約相手を公式サイトから特定できないという点です。会社概要に記載された所在地「横浜市西区北幸1丁目11-1」で登記されていた株式会社横浜デザイン(法人番号5020001119618)は、国税庁の法人番号の記録で2023年4月4日に「清算の結了等」を事由として登記記録が閉鎖されています。

一方、法人名が記載されているのはプライバシーポリシーの1ページだけで、そこに書かれた住所「横浜市神奈川区台町15-8」には同じ商号の別法人(法人番号1020001102791)が現在も登記されています。法人番号・設立年・代表者のフルネーム・従業員数はサイト上に記載がなく、特定商取引法に基づく表記のページもありません。これは「存在しない会社」という話ではありません。清算の結了は破産ではなく通常のたたみ方も含みます。問題は、誰と契約することになるのかが分からないことです。

またサイトの情報が2021年前後で止まっています。トップページには「※2021年現在もGoogle Map上にて検索結果1位表示」が現在も掲載され、制作実績の最新は2021年前後、お知らせは2021年8月以降ほぼ停止、実績追加のお知らせは2016年が最後でした。「年間100以上の中小企業ホームページ制作実績」にも算出根拠がなく、公開実績は25件です。

一方で評価できる点が2つあります。1つは料金を金額で公開していること。初期30万円から・月額1万円(5ページ・テンプレート)、初期50万円から・月額3万円(12ページ)、初期120万円から・月額10万円(28ページ・SEO込)で、月額の内訳まで書かれています。もう1つは制作実績25件がすべてクライアント実名で、事例ページにクライアントのサイトURLまで掲載されていること。匿名の実績を並べる業者より、自分で確かめやすい形です。

料金の確認点は税込・税別の表記がないことと、月額費用の最低契約期間と途中解約の条件が書かれていないことの2点です。初期30万円+月額1万円なら3年で66万円になるため、総額で比較してください。

社員口コミは主要6媒体で企業ページを発見できず、求人票も見つかりませんでした。Googleマップの口コミも取得できませんでした。顧客側の評判を確かめる手段がないため、判断材料は料金表と実績25件、そしてそのクライアントのサイトを自分で見ることになります。

調べ方の注意。「横浜デザイン」で検索すると1948年開校の専門学校「横浜デザイン学院」(横浜市西区中央1-33-6)が同じ区内にあり、混同しやすいです。「株式会社横浜デザインプロダクション」(法人番号4020001103234)という別法人もあります。所在地と法人番号で区別してください。

行政処分については、消費者庁・神奈川県・横浜市・東京都・八王子市・厚生労働省の公表資料、官報、報道を照会しましたが、いずれも「該当なし」と断定できる確認ではなく、検索による不検出です。

出典:公式サイト(トップページ)・公式サイト(会社概要)・公式サイト(プライバシーポリシー)・公式サイト(ヨコハマデザインについて)・公式サイト(お見積り例)・公式サイト(制作実績)・公式サイト(お知らせ)・公式サイト(提携・業務委託・採用)・八王子デザイン(プロフィール)・八王子デザイン(料金プラン)・国税庁 法人番号公表サイト(法人A)・国税庁 法人番号公表サイト(法人B)・gBizINFO(法人A)・gBizINFO(法人B)

この記事について

調べた日:2026年10月22日
調べたもの:公式サイト(トップページ・会社概要・ヨコハマデザインについて・プライバシーポリシー・サービス一覧・分析調査・税込表示修正サービス・お見積り例・自動概算お見積り・制作実績一覧・事例個別ページ・お知らせ・提携業務委託採用フォーム)、八王子デザイン(トップページ・プロフィール・料金プラン)、国税庁 法人番号公表サイト、gBizINFO、企業情報データベース、求人媒体8サイト、口コミ媒体6サイト、制作会社の比較サイト5社、消費者庁・神奈川県・横浜市・東京都・八王子市・厚生労働省の公表資料

この記事の調査・執筆

BizScope編集部

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